ドメインとサーバー

WordPressでWEBサイトを解説するためには、ドメインとレンタルサーバーが必要となります。かかる費用は、最も安いものを選択した場合、月額換算で350円程度、また、複数のサイトが運用できるものなら、月額換算580円程度からです。
ここでは、ドメインとレンタルサーバーについての解説と選択のポイントをご紹介します。

1.ドメイン

ドメインとは、WEBサイトにアクセスするためのアドレスです。例えば今ご覧になっているこのページは http://www.fiellution.jp/wordpress/ds.html というアドレスです。この中の www.fiellution.jp の部分のことをドメインといいます。WEBサイトはこのドメインの下にページやフォルダーを作っていきます。同じドメインは世界中でただ1つだけで取得は原則として早い者勝ちです。
価格は、ドメインの最後のピリオドの後ろ部分(当サイトの場合 .jp )によって変わります。これは、この部分によってドメインを管轄する国が違うので、その国の物価などが影響しています。探せばとても安価なものもありますが、そういうのは余りお勧めできません。理由は、「契約」ということの考え方が国によって異なり、中にはそういう事が余り進んでいない国もあるからです。気持ちとして契約の安定性や安全性も心配になります。店舗サイトや会社サイトなどのビジネス用の場合は、信頼性の面からも一般的によく利用される 「.com」 「.net」 「.jp」 などのドメインを利用するのがお勧めです。

 

【ポイント】

ドメインだけ独立しての運用が可能であること(レンタルサーバーとセットではない)
ドメインの管理会社によっては、レンタルサーバーとセットで申し込みをすることで割引をしている場合があります。しかし、レンタルサーバーは後からもっと高機能のサーバーに変更したくなる場合も考えられます。例えば、超人気サイトになってアクセスが多くなり、性能の高いサーバーに変更するようなケースです。この場合、レンタルサーバーとドメインがセットになっているとドメインの管理会社も変更(移管)する必要があり余計な費用がかかります。ドメインの契約がレンタルサーバーと別々になっていて他のレンタルサーバーでもドメインを利用することができれば、レンタルサーバーを変更してもドメインはそのまま設定変更するだけなので余計な費用をかけなくても使用できます。

登録者住所氏名などの個人情報が守られること
ドメインを登録すると、契約者の個人情報がWHOIS登録情報として公開されます。公開されるのはメールアドレスのほかに、住所、氏名、それに電話番号もです。そしてこれらの情報はインターネットで誰でも簡単に調べることができます。・・・特に個人の場合、そういうのはとても困りますよね。
ご安心下さい、とても良い方法があります。この公開情報には、ドメインの管理会社の情報を契約者として掲載することが可能なんです。その場合、.com や.net ドメインだったらすべての情報がドメイン管理会社のものが掲載され、登録者である貴方の情報は一切掲載されません。また、.jp ドメインの場合は、登録者名だけは契約者名が公開されますが、この登録者名は個人名でなく、お店の名前や屋号などで登録しても大丈夫です。
個人名を公開したくない場合はこのことをよく注意して下さい。この取り扱いが可能なのは、ドメイン管理会社が「代理公開」に対応している場合のみです。希望する管理会社で代理公開が可能かよく確認しましょう。

契約終了時の通知と更新方法の確認
ドメインは契約期間が最短1年と長いので、うっかり更新を忘れることも考えられます。実は、各ドメインがいつまでの契約になっているかという情報はインターネットで公開されていますので、契約が切れた瞬間に他人が契約をする、いわゆる「アドレスを横取りする」といったこともよくあるんです。(余談ですが、アクセスが多いサイトのアドレスをこの方法で横取りし、高値で売り渡す商売もあるそうです。)
このため、ドメイン管理会社では継続を希望する人が更新することを忘れないように、各社によって事前の通知や自動更新などのサービスが準備されています。契約しようとする会社で、契約終了前の契約者への通知がどのように行われるかや、更新が自動なのか手動なのか、これらの点は重要ですのでよく確認しておいて下さい。

ここに掲載しているのは、上記の必要な条件を満たしているドメイン管理会社です。契約方法によって条件が若干の違いがあり、更新時の手続きや利用できる支払方法なども各社ごとに異なっています。リンク先で詳細をよく確認して下さい。掲載している料金は年間の標準的な料金で、リンク先に割引情報がある場合もあります。

  • お名前com
    WHOIS代理公開あり、自動更新、手動更新
    .com 680円 / .net 910円 / .jp 2,580円(税抜き)
  • エックスドメイン
    WHOIS代理公開あり、事前支払いによる手動更新、1年目の割引あり
    .com 1,180円 / .net 1,180円 / .jp 2,820円(税抜き)
  • ムームードメイン
    WHOIS代理公開あり、自動更新、手動更新
    .com 680円 / .net 1,060円 / .jp 2,840円

 

2.レンタルサーバー

レンタルサーバーは、WEBサイトの文章や画像、それにWordpressのソフトウェアを格納するために必要なスペースです。
 

【ポイント】

サーバー容量は気にしなくていい
レンタルサーバーを選ぶときには、サーバーの容量に目が行きがちです。サーバー会社でも容量の大きさをPRしています。でも、WEBサイトはそんなに大きなスペースは必要ありません。20GBもあれば十分です。以下にご紹介するサーバーは、すべて、50GB以上の容量がありますので、ショップサイトやビジネス用途で使用する場合は十分です。
※動画をサーバーに収録する場合にはスペースが必要ですが、通常、動画はYoutubeなど専用サイトにアップロードして使用しますのでよほど特殊なことを考えない限り、これ以上のスペースは必要ないでしょう。

WordPressの利用ができること
Wordpressを使ってサイト制作をする場合は、Wordpressが利用できるサーバーでなければいけません。利用できるかどうかは、サーバーのMysqlとPHPのバージョンが関係しますが、これを詳しく説明すると難しい話を長くするようになるので、もっと簡単に見分ける方法をご紹介します。
まず、利用したいレンタルサーバーのWEBサイトを開き、「機能」が紹介されているページを探してください。そこに、Wordpressの「簡単インストール(自動インストールとかクイックインストールと書かれていることもあります)」という機能が備わっていればOKです。簡単インストールとはクリックするだけでWordpressのインストールが終わってしまう大変便利な機能です。この機能があれば簡単インストールが当然利用可能ですし、またはご自分でWordpressをインストールしても大丈夫です。(注意:自分でインストールするWordpressのバージョンが、簡単インストールされるものよりも新しい場合は、念の為にサーバーのMysqlとPHPのバージョンが使用するWordpressに対応しているか確認して下さい。)

いくつのサイトが運用できるか
当初から、もしくは将来的に「複数サイト」の運営をする可能性がある場合は、一契約でWordpressのサイトを、最大いくつ作ることができるか確認しましょう。複数サイトとは、全く違う企業や店のサイトを、ひとつの契約のレンタルサーバーで運用することです。
確認するのは、マルチドメインが何個まで利用できるかと、Mysqlのデータベースが使用できる数です。一般的には一つのサイトで、ひとつのドメインとひとつのMysqlデータベースを利用します。同じドメイン内に複数のWordpressを持つことはできますが、店や企業が異なる場合は別のドメインで作ったほうが信頼性が高くなります。またMysqlのデータベースは、上記の簡単インストールを利用した場合は1サイトに付き1つのデータベースが使用されるサーバーが多いです。(ご自分でWordpressをインストールすれば、一つのデータベースで複数のWordpressを使用することも可能です)

ここに掲載しているのは、Wordpressの簡単インストールに対応しているレンタルサーバーと推奨プランです。掲載している価格は標準料金で、リンク先で割引きなどの情報がある場合もあります。また、会社によってはこれよりも格安のプランも一緒に紹介されている場合がありますが、選択する場合はWordpressが使用できるかどうかよく確認して下さい。

  • お名前.comレンタルサーバー
    初期費用や1年目のレンタル料の割引キャンペーンがよくあります。運営費はエックスサーバーとあまり変わりませんが初期費用にお得感があります。
    ・マルチドメイン 無制限
    ・メールアカウント 無制限
    ・Mysql x 30個
    ・月あたり980円(SD11プラン12ヶ月払の場合・初期費用 無料)
  • エックスサーバー
    ドメイン利用数が無制限です。取得したドメインを1契約ですべて使用することができるので、複数サイト運用者に大変人気があります。フィリューションのサイトもエックスサーバーを使用しています。
    ・マルチドメイン 無制限
    ・メールアカウント 無制限
    ・Mysql x 30個
    ・月あたり1,000円(12ヶ月払の場合・初期費用 別途3,000円 税抜)
  • ロリポップ!
    1つのサイトだけを運用する場合、最安の運用費です。上位機能として月額500円でMysqlが30個まで使用できるプランもあります。
    ・マルチドメイン 50個
    ・メールアカウント 無制限
    ・Mysql x 1個
    ・月あたり250円(ライトプラン12ヶ月払の場合・初期費用別途1,500円 税抜)
  • ミニバード
    同じく最安のサーバーで、Mysqlが1契約で上限5つまで使用できます。
    ・マルチドメイン 50個
    ・メールアカウント 500個
    ・Mysql x 5個
    ・月あたり250円(12ヶ月払い・初期費用別途1500円)
  • さくらのレンタルサーバ(スタンダードプラン)
    サイト数20個以内の場合は運営費が最安です。マルチドメイン数はサブドメインも含めて20個までです。
    ・マルチドメイン 20個
    ・メールアカウント 無制限
    ・Mysql x20個
    ・月あたり500円(スタンダードプラン12ヶ月払の場合・初期費用別途1000円 税抜)